個展おわりました。

2012.04.30 Monday

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少し書くのが遅くなりましたが、2kw galleryでの個展が終了しました。
お越しくださった皆様ありがとうございます。
また、仕事の都合でなかなか平日は在廊できず、お会いできなかった方、すいませんでした。

それでも色々と感想やお話を聞けて、今後の展開について考えさせられました。
基本的な方向性は、前回のブログで書いた通りで、しばらくはこの感じで進めていくつもりではありますが。

個展の最終日、話の流れでセザンヌの話題になって終了時刻を迎えたのがなんか素敵な感じでした。
最終日の4月28日はこれ以上ないくらいの晴天で、外の景色はキラキラしてました。
僕の作品は、テーマ云々の話はありますが、いわゆる「風景画」であることは間違いありません。
風景の再現ではなく、表現だと思っているのですが、ギャラリーから外の景色を眺めながら、「コレに勝たんとあかんねんな〜。」とぼんやりと考えていました。

あー、セザンヌ見に行きたいな。

個展はじまりました。

2012.04.16 Monday

久々のブログ更新です。
展覧会つづきでバタバタしており、というありがちな言い訳であります。

さて、14日(土)に搬入を終え、いよいよ本日(16日)2kw galleryでの個展が始まりました。
今日は、仕事でギャラリーに行ける予定ではなかったのですが、仕事終わりに少しだけ寄れそうだったので、一時間ほど在廊しておりました。
土曜日に搬入を終え、一日あけて、今日改めて展示を見てみると、昨年の夏におこなった個展より、かなりやりたいことが明確になってきているなー、と自覚いたしました。

やりたいこととはなにか?ということなんですが、これは展覧会に向けてのステートメントがまあそうなんですが、補足するならば、「自然と人間の対比」です。これは前々からずっと言ってることなんですが、自分の世界観の中で最も重要なものかもしれません。
たとえば、僕の過去の作品には送電線や鉄塔が登場します。これはいわゆる「人工物」で、山並みとの対比だということができます。一方で、「人工物」とは一体なんなのか?と考えたとき、それは実は「自然」なんじゃないかと思ったりもします。
蟻が巣を地中にはり巡らすのと、人間が道路や電線をはり巡らすのと、一体何が違うのか、ということです。
あるいは、僕の描く作品に登場する「ゴルフ場」。まさに「人工的な自然」です。
「自然」という言葉と「人工」という言葉を捉え直すこと、そこから僕の作品は始まっているのかもしれません。

まあ、なにはともあれ、個展が始まったばかりです。ぜひぜひ作品をご覧くださいませ〜☆
詳細はコチラ → 2kw gallery

LA VOZと4月

2012.04.01 Sunday

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LA VOZ 2012が本日無事終了しました☆お越しくださった皆様ありがとうございます。
っていうのは本当に本当なんですが、FacebookやTwitter(自分のとLA VOZのと)で何度も書いてて、嘘くさくなりつつあります...。
でも本当です。
今日はエイプリルフールということもあり、Twitterなんかではセンスの良い嘘が飛び交っておりましたが、僕にはセンスの良い嘘が思いうかびませんでした。

はい、本題にもどします。
もちろんグループ展なんで、僕の作品を目指して来てくれた人ばっかりじゃないのはわかってますが、それでも来てくれるのは嬉しいし、本当にありがたい。
そして、僕の作品めがけて来てくれる人が居るとさらに嬉しいし、さらにありがたい。
会えなかった人や、バタバタしてて、ゆっくり話せなかった人もいるけど、本当にありがとうございました。
さっそく個展もあるので、若干恐れ多いですが、そちらもぜひお願いいたします。

LA VOZに向けて作品を作っている時に、すごく当たり前のことかもしれないし、人に言ってもそれほどすごいことじゃないかもしれないんですが、自分の作品に対して、ある「気づき」がありました。
そして、あまり時間はないんですが、目下個展に向けて制作中です。この「気づき」により今までよりストレスなく制作できる気がしていますし、そんな感触があります。
たぶん今年はこれで乗り切れるんじゃないかと思ってます。
昨年は「トンネルの出口が見えた」状態でしたが、その気づきはもしかしたら「トンネルの出口」なのかもしれません。

今後の作品に乞うご期待☆
あー、ハードル上げてもうた...☆